ホンダ・新型フィット
ユーザー本位で実現した、〝心地よさ〞の形。

「心地よい視界」「座り心地」「乗り心地」「使い心地」を兼ね備えた新型フィット。
それぞれの心地よさを開発した担当者にその開発秘話を聞いた。

ホンダ・新型フィット
ユーザー本位で実現した、〝心地よさ〞の形。

「心地よい視界」「座り心地」「乗り心地」「使い心地」を兼ね備えた新型フィット。
それぞれの心地よさを開発した担当者にその開発秘話を聞いた。

NEW FIT

2020.02.14

使い心地お客様のニーズを考え抜いて見えた、使い心地のよいインテリアの在り方。

森下 勇毅YUKI MORISHITA

株式会社本田技術研究所 新型フィット インテリア設計 プロジェクトリーダー

2005年、本田技術研究所に入社。カーエアコンの空調設計を担当後、15年発表のS660のインテリア全般に関わる設計、テスト、開発すべてにおけるリーディングを行うプロジェクトリーダーに就任。今回、4代目フィットのインテリアのプロジェクトリーダーを務める。

「新型フィットで、日常的に心地よさを体感していただきたい」

わずかなスペースで日々心地よく。

センターコンソールにテーブルを設けたおかげで、バッグの置き場所に困らない。アタッチメントを使えば、カスタマイズも可能。

しなやかで力強い〝足回り〞。

サスペンションの部品の抵抗を減らし、足回りをスムーズに作動するようにして、ヨーロッパのアウトバーンや悪路で走りを磨いた。これにより、凸凹道でもしなやかな乗り心地と最高速域でも安定した走行性を実現した。

新型フィットの運転席に座ると、センターコンソールに工夫が凝らされていることがわかる。従来はサイドブレーキのあったところがテーブルに変わり、手荷物を置くことができるようにした。
インテリアを担当した森下勇毅さんによれば、これはユーザーのクルマの使い方をじっくり確認した結果、生まれたものだという。
「フィットの長所は広い荷室や便利なシートアレンジで、それは従来型でも評価されていました。ただ、スーパーでの買い物などでは、意外と荷室は使われていないことがわかったんです」
 森下さんをはじめとする開発陣は、何度もスーパーマーケットなどに足を運び、許可を得てユーザーがクルマに乗り込む様子を見せてもらった。
「多くの方は一度後席のドアを開いて荷物を置き、今度は運転席に回って乗り込むという、非常に動線の悪い行動をなさっていることがわかりました。そこで、大切なカバンを自分のそばに置けるようにしてあげたいという想いが、センターコンソールにテーブルをつけるアイデアにつながりました」
 しかも、実際に使ってみるとカバンを置けるだけでなく、アームレストが設定できたり、あるいはアタッチメントを用いることでカップホルダーになったりするなど、さまざまな使い方ができるようになっている。
「テーブルにするだけでもよかったんですが、あれは遊び心ですね(笑)」
 運転席と助手席の間をテーブルにするというアイデアは、便利なだけでなく楽しく使えるというところにまで昇華している。使い勝手でもうひとつ感心したのが、助手席のグローブボックスが上下2段に分かれていることだ。こうすることで、上段に入れたものが取り出しやすくなっている。
「これも、グローブボックスの位置が低くて使いにくいというお客様の声から生まれた発想です。頻繁に使うティッシュボックスなどの出し入れを容易にしたいという考えから生まれました」

これまでの常識を覆した、コネクテッドサービス

ユーザー本位の考え方は、いたるところに見てとれる。たとえば緊急時にサポートを受けたり、離れた場所からロックなどの操作ができるなど、コネクテッドによって実現できた機能は、大型の高級車から導入するのが常識だ。けれどもホンダは、新型フィットからこのサービスを導入したのだ。
「Honda CONNECTを搭載することで、緊急時にボタンを押すだけという、機械が苦手な方でもわかりやすいインターフェースを実現しました」
 他にも、運転席のセンターポケットで、スマートフォンをワイヤレス充電できる仕様もオプションで用意するなど、フィットは使い勝手のよさが行き届いている。森下さんは、「日常的に心地よさを体感していただくことが狙いです」と言うが、この狙いは多くのユーザーが実感することになるだろう。

スマホを置くための特等席を用意。

日常生活に欠かせない存在となったスマートフォン。頻繁に持ち運ぶものだから、いちばん置きやすくしたいと考えて生まれたのが、運転席のセンターポケットだ。

※Honda CONNECTとは?
新型フィットより搭載される車載通信モジュールのこと。このHonda CONNECTを通じて、クルマのさまざまなデータが送受信される。それらを活用して、ユーザーのカーライフをより安心・快適にするのがコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム」だ。このサービスに加入することで、安心・快適につながるサポートを利用できるようになる。詳細は www.honda.co.jp/Fit/